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2012年10月19日金曜日

東電は誠意を持って被災者に補償を

こんな事を言っては、福島の人にバカヤロウと言われるかもしれません。

しかし私は東電を許そうと思っています。

許してあげるので、福島の人たちには誠意を持って補償してほしいと思います。
 
東電の犯した罪は、私たちも犯しうる罪だと思います。東電も含め「安全神話」の中に生きていた私たち日本人は傲慢でした。100%の安全など存在しないのです。私たちは人間なのですから。100%完璧などというのは、神の国でしか存在しないのです。

私たちは神ではなかった。。。


東電が行なっていたシビア・アクシデント・マネージメントははっきり言って失敗でした。

地震が来たから想定外、津波も来たから想定外、全電源を喪失したから想定外………何でもかんでも想定外…

想定外の出来事が、ガスが爆発しただとか何とか、別の事なら、まだわかります。しかし、電気屋が電気の事で失敗してどうするのですか。

町の小さな電気屋だって、 塩水をかぶるような所に電化製品を置かないでしょう。なのに、なんで津波をかぶるような所に原子炉を建てたのですか。

津波の高さを勝手に「10m」と決めないで下さい。そんな物は人間が勝手に決められるようなものではなく、自然現象なので何mになるかわからないのです。

東電や政府に行なってほしいことがいくつかあります。

①原発周辺の避難民にきちんと補償をすること

②福島の子どもたちを避難させること。必要な資金を援助すること

③原子炉を全て廃炉にすること
 東電や政府の原発事故対策がどうのと言う前に、地震大国である日本は原発の運用には向きません。

④東電の役員を交代させ、避難民にきちんと補償できる人を役員とすること
  誰でも自分が一番かわいく、自分の犯した罪は認めたがりません。したがって、補償を進めるにあたり、事故時は東電と関係のなかった人を登用し、事故処理と補償を進めるべきです。水俣病の時も雅子妃殿下のお祖父様が、公害後に銀行からチッソに出向し水俣病の後処理を行なっています。

⑤東電は自己資産を売却し、得た利益を福島県民の補償にあてる

⑥原発推進派ではなく、京都大学の小出助教など、原発非推進派の人を原子力規制委員とすること

⑦アーニー・ガンダーセン氏やヘレン・カルディコット博士など、スリーマイル島やチェルノブイリなど事故処理経験のある外国人を原子力規制委員会の委員、又はアドバイザーとして迎えること 

⑧原発事故収束作業を行なう作業員に十分な報酬と医療を与えること。また、ボランティアとして収束作業を申し入れる人を歓迎し、作業に参加できる体制を作ること